よく理解出来ない事
今日、ニュースを読んでたら、「従軍慰安婦決議に対して外相が不快感」って言う記事が載っていたけれど、どうしてなんだろう、と思っている私。戦後生まれの私は、もちろん当時の日本の状況とか実際何が起こったのは知らないけれど、でも、『従軍慰安婦制度があった』って言う事実を認めているのに、なんで国として謝る事は出来ないんだろうか?
麻生さんは「客観的事実に基づいておらず遺憾だ」とは言うけれど、その当時に集められた少女達を日本の当時のシステムが傷つけたのは事実なんじゃないのかなぁ。日中関係がとか外交関係云々を考える前に、人を傷つけた事に対しては謝るのが筋だと思うんだけど。BBCにも"Japan Anger at US sex slave bill"って記事が書かれていたけれど、記事を読む限りは「何で日本、謝らないの?」って思う。
もしも、事実に基づいてないと言うのであれば、ちゃんと箇条書きで分かりやすく、言えば良いのに。説明もせずに、ただ単に「遺憾」って言うのは、北朝鮮が「日本のDNA鑑定の結果は嘘だ」って言う発言と、同じくらいの比重でしか扱ってもらえないと思う。日本のお役所仕事でいつも思うのは、自分たちに不都合な事実を調査するには異常に時間がかかるという事。どうして、そんなに時間がかかるのか、分からない。昔、国際政治学を学んだ時に、『日本は経済的には発展したけれど、社会的にはまだまだ発展途上の段階だ』と教授が言ったときに悲しい事だと思いつつ、事実だなって頷いた。
厚相の『産む機械』発言で始まった、その後の『辞めてしまえ』って言う周りの運動で見られる様に、日本には「間違いを犯した物は抹消」的な慣習がある。そうでなくて、「間違いを犯したなら、それを反省して次に進む」べきなのじゃないかなぁ。どうも『反省』という行為を認めない社会だなぁって思う訳で。まぁ言えば、アメリカなんて刑務所に入っても、出て来たら有名人に返り咲ける訳で、マーサだってスヌープドッグだって、ねぇ。(ま、それが素晴しいかって言われると、この場合はよく分からないけど)
例えば、Snoop。確かに彼は懲りてないし、なんども麻薬所持で捕まっているけれど、でも、ストリートキッズの為に、スポーツチームを作ったり、恵まれない子の為に奨学金制度を作ったりしてる。間違いを犯したって、それを償って、そしてそれ以上の事をやれるのに、今の日本の社会制度だと、それが出来ない。だからこそ、政府も間違いを認めない訳で、そして都合の悪い事は隠そうとする訳で。そして、それって、多分世界大戦の頃から、変わってないんじゃないのかな。
私は、日本で生まれて、日本で育って、海外にいたって日本人だけれど、でも知らない事、理解出来ない事がいっぱい。議論をするのがヘタな国だから、いつも議論にならず、口喧嘩になってしまう国会。「お役所仕事だからね〜」って言われてしまう公務員の仕事。少なくても、私が産まれてから今までの40年弱の間、全然変化が見られないんだよね〜。小泉さんが首相になった時は「いやぁ、日本もやるやん」って思うところもいっぱい見られたけど、今はどうなのかな?確かに、よその国への見栄えが良い様に、システムとか作ってるかもしれないけれど、社会が変わらないから利用出来ない事もある。実際に男性の為の「育児休暇」があったって、昇進を狙う人は暗黙の了解で、育児休暇なんて取るべきでは無い、とか。男性の育児への参加を願いながら、学校の懇談会は平日の昼間にしか催されないとか。ねぇ。おかしくない?
私にとって、今の政府って「あ、また何か訳分からん事やってる」程度にしか思えない。本来なら『チーム』であるべき国民と政府。政府は国民がいて当たり前って思ってると思うけど、今の時代、そのチーム(政府)が気に入らなければ、他のチーム(国)に入る事だって可能なのだ。もっと、その辺に気づいて、いつか人気のチーム(国)になってくれないだろうか...




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