9.11
もうあれから6年。
月日が経つのは早いもの。
今朝、LAでToday's showを観ながら思った。
ブログに9.11の事を書くつもりはあまり無かったんだけれど、やっぱり、覚えているうちに書こうかと思い、ここに至る。
あの日、私はまだハリウッドのアパートに住んでいた。丁度、デザインの資格を取る為に、学校へ通っている最中。朝から、何度もしつこくなる電話に、ついにベッドから起きだしたのは、まだまだ早朝だった。
電話を取ると、それは日本に帰国したところの懐かしい友達の声だった。
「ミカコさん、ちょっと大変な事、起きてるよ。ちょっとテレビつけて見て!」
「え、ヒロミちゃん?え、ちょっと待って」と寝ぼけ声の私。
そしてテレビをつけると映し出された高いビルが2つ。「テレビつけた?それ、ワールドトレードセンタービルだよ!誰かが飛行機で突っ込んだの。テロだよ、テロ!」と友達が叫ぶ。
それは、関西の大震災の時に、オーストラリアのテレビで実家から車で10分程のところの高速道路が崩れているのを見た時と、全く同じだった。自分の中で、何も感情が無いまま、テレビのセットを見ているような、夢を見ているような気分。その後、何を話したか覚えてないけれど、気づくと電話を切って、テレビを呆然と眺めていた。
その日の授業は、今でこそビジネスパートナーのデービッドのクラス。彼は、その当時パイロットの傍らデザインのクラスを教えてた。そして、彼は言う。「実は今すぐ、現場に飛ばなきゃイケナイんだ」と。旅客機が全てキャンセルされたので、メディアの人たちを乗せて、LAからNYへと小型のビジネスジェットを飛ばす仕事を仰せつかったのだ。そして続ける「今知ったんだけど、ワールドトレードセンタービルに突っ込んだUA機のパイロット、友達だった...」って。「とりあえず、事態も事態だから授業はこれから1週間すべてキャンセルするから」って。TAをやっていた私も色々と聞く事も無く「了解。とりあえず気をつけて」と。
みんな、感情を発散する事は無く、冷静に対応していた。
あれから6年。
NYにいた時に働いていたチームは、あの時、ワールドトレードセンタービルにオフィスがあった。スーパーバイザーは今でも高いビルを見上げる事は出来ない。9.11が来るたびにメモリアルのカードを作っていたけれど、あまりに記憶が鮮烈すぎて、いつも直接その場で経験しなかった私にカードのデザインは回って来た。
あれから6年。
世界はどう変わったんだろう。
関西大震災を経て、9.11を経て、とりあえず私は『日々を悔いなく生きる』ことをモットーに生きています。
Labels: 呟き




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