土曜日の一人旅
昨日も今日も、なんだかすっきりと五月晴れなバンクーバー。
可哀想な事に、相方はこんな行楽日よりな中、オフィスにてお仕事中。
フト暇になったワタクシは、陶芸スタジオに行って、この前作ったボウルのトリミングをしようかと思いつつ、この時間は教室があるから使えない事に気づき、このナイスな晴れ具合をどうしようかと思っていて、閃いた。
ヨシ、1人で自転車に乗ろう!
自転車ねぇ、乗れる様になったは良いけど、まだまだフラフラするし、ギアチェンジ出来へんし、人が歩いてたら止まって自転車から降りな不安やし、危ない危ない状態やネンけど(初心者マークのシール欲しい)なんとなく、昨日は出来る気がしてん。
ウェストポーチに水のボトルとお財布と、バスパスと、そしてケータイを潜ませて、で、いざ出発。
ガレージのバイクラックへ来て、気づいた。「あ、サドル忘れた」
てくてくとアパートまで戻って、で、サドルを取って、再度ガレージへ。
今度は、スムーズ。って言っても上手く自転車のロック外されへんから、最終的には地べたに座り込んで外す。で、外したロックを放っておく訳にいかんから、車のトランクに入れて、で、車のロックをキッチリ閉めた事を確認してから、レッツゴー。
ウチから海沿いの遊歩道までは7ブロック程。でも、途中、車がビュンビュン通る大通りを横切らなアカン。なので、普段は7ブロックを自転車押して歩くネンけど、今日は陽気に押されて、自転車で行こうと試みる。
やっぱり天気がいいから車が沢山。ウチの回りの普段は車通りの少ない道も車が結構通る。かなりドキドキ。フラフラしながらも、なんとか大通りの信号までたどり着く。で、信号待ち。横に車が止まってるし、当たらんで発進出来るかドキドキ。
何とか発進出来たけど、今度は、歩道を走るか車道を走るかで考え込んでしまう。車道には駐車車両が多いから、車と駐車車両の間を抜けるなんて、チト怖い。でも歩道は、普段は人が少ないのに、今日は、妙に人通りも多くて、やっぱり自転車では走れない。
ちゅうことで、やっぱり自転車から降りて、自転車を押して歩く事にした。
テクテクテクテク、海まで自転車を押して行った。なんかね、一昔前やったら人の目も気になったと思うネンけど、気にしてたら、いつまで経っても自転車乗れる様にならないやん?なので、気にせず、出来る事からコツコツと(笑)
やっと安全なところまで来て自転車に乗った。
ただねぇ、問題は、私、超スロー走行らしい。
初めて乗った日は、ランナーにも追い越される程。大分早く乗れる様になったと思う今も、速度は小ちゃい子供並み。ぐんぐん追い抜かれて行く。ま、でも良いねん。マイペース。
ただねぇ、遊歩道は歩行者が多くって、で、歩行者は、こっちが自転車初心者なんて知らんから、突然止まるわ、立ち話して歩道塞ぐわ、大変、大変。おまけに旅行者も多いから、予測がつかん動きがする人もいっぱい。
ドキドキしながら自転車を操って、やっと歩行者がほとんどいないところにこぎ着けた。
お、何だかカラフルなテントがいっぱい。
しばらく行くと、ドラゴンボートのレース会場にたどり着いた。しばらく自転車に乗りながら、ほとんど歩く様なスピードで、人と人の間をすり抜けてたんやけど、あまりに難しいので、まだ自転車を降りて歩いた。
本レースは、6月中旬らしいけど、今回のレースも結構大規模。しばらく止まってレース観戦。なかなか面白い。ドラゴンボートレースって言うより、長いレガッタって感じやけどね。
で、また自転車に乗って、突き進み、イェールタウンに到着。ここに到達するのに家を出てから1時間。膝も痛くなって来たから、ここでUターン。どうもねぇ、シートの位置設定が低いネンけど、でも高くしたら止まった時に足が地べたにつかへんので不安なの。それとギアチェンジを怠って、ギアが重いまま漕いでるのもあかん理由。
ま、ま、前を見てない自転車にお釜掘られたり、色々とありながらも、家の前に無事到着〜。
相方になんて言って自慢しようかと考えながら、鍵を探す。でも、鍵は見つからん...
あ、鍵もって出るん忘れた...
ウチのアーパート、入り口のインターフォンはケータイと連動してるから、自分のケータイからゲートを開ける事が出来るんやけど、ガレージに入る時には、鍵が無いと入られへん。多分、家の鍵は、自転車置き場に置き去りにしたんやろうな....どうしよう....
とりあえずは、入り口のゲートを開けて、そこからバイクを担いでエッチらオッチラ階段を上って、家の前に到着。家の前の階段に座って相方に電話。
「ね、もうすぐ帰ってくる?」と私。
「まだ終わらへんから、あと1時間くらいは頑張るわ」と相方。
「実はさ、閉め出されてしもた」と私。
「え〜」と迷惑そうな相方。
そうやんなぁ、帰ってこられへんよね〜。ま、天気もよいし、コートヤードに座って1時間程ひなたぼっこしてたらええ話やもんね〜。
「誰か帰って来たらガレージのキー開けてもらうけど、もし帰ってこーへんかったら、相方帰るまで待っとくわ」と私。
「オッケー。グッドラック」と相方。
まわりを見回すも、どうやらこのコンプレックスの住人はほとんどお出かけ中。1軒、人がいるねんけど、そこのおじいさん怖いねんな。ドアノックして怒られても嫌やし、って事で、コートヤードの木陰で座り込む。
しかし、アホやね。実は、前に、オーストラリアで一人暮らししてた時に、バルコニーに閉め出された事があってんけど、それよりはマシかな。あの時は、自分の家のバルコニーやから合鍵持ってる友達に助けてもらうしかなくって、結局、デート中やった、その友達に電話して、無理矢理来てもらってんよね。
でも、今回は1時間くらいで相方帰ってくるし、それに、他の住人が帰って来たら、ガレージのキーは開けてもらえるし、結構軽傷。
と色々考えてたら、怖いおじいさんが家から出て来た。
「背に腹は代えられん」とニッコリしながらアプローチ。「実は、ガレージに家の鍵置き忘れて家に入れないんだけど、ガレージのキー開けてもらえませんか?」。
ムッとした顔のまま「エエよ」との返事にホッとしつつ、何度も何度もお礼を言う。
で、2重ドアを開けてもらって、ガレージへ。
えっ、鍵無いやん。
一瞬焦って、とりあえず、バイクのロックを入れたトランクを開けてみた。
フフ、バイクのロックの上に、チンと正座した私の鍵達。大事なもんやから、考えもせんと厳重に締まったんやね、私。
やっぱり初めてのバイクでの一人旅、短い時間やったけど、私なりにドキドキやったんやろうね(笑)
ま、無事に帰って来れたし、エエとしよう。次回は、もう少しすんなりと出来るでしょう。
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